本日の作業
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お預かり中のW様サーフブルーATミニの作業続きです
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前回のエレメント交換ではグリーンチェック入りの最良モノなオーリングで
組めてますが
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それでも僅かなオイル滲みは発生していて、ココの漏れがアンダーガードに
見られたオイル漏れ痕跡の主犯ですn
既に良質なオーリングは入手が困難な状況なのと、遠方なオーナー様な事も
有りオーナー様にご了承を頂き対策部品にケースを交換させて頂きます
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純正のオイルエレメントユニットを外してオートマ側の設置面を清掃し
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傷など無い事を確認してから
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砥石を使用してキッチリと面出し作業など
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エンジン側と違いかなりの高圧が掛かる部分で液体パッキンなどは使用不可な
箇所なので、時間を掛けて仕上げないとですね
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ここ数年でテストも行ってますが、氷点下でのエンジン始動でも漏れないので
オートマの一番大事な油圧を確保し続ける為に必須かもな商品です
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日本製の削り出しユニットに新品のオイルエレメントを組んで取付の下準備
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取付に使用するボルト類は掃除して脱脂後に防錆対策も兼ねて塗装なども
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フィルターケースヘッドに使用するガスケットも選別した良質なモノを使用ですね
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今回は新車からノンオーバーホールなオートマミッションの現状コンディションが
気になるとお聞きしている事も有りますので、オートマの油圧計測テストも行います
ので計測機なども繋いでから
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ドレンガスケットを新品交換してからオイルを入れてオイル交換完了させて
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ローバー純正の修理書を出して来て、各テスト項目の基準値などを再確認しつつ
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エンジンを始動させてテスト可能な水温まで暖気です
工場内の朝でも、この気温って事なので寒いですね~
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センターメーター装備車なので、エンジン側の油圧はコチラのメーターで
確認出来ますが
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何倍もの高圧が掛かるオートマミッション側は計測用のメーターを組まないと
中の油圧の掛かり具合は見れませんので
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エンジンの暖機を行いながら、アイドリング&ニュートラル状態の油圧を見て行きます
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水温が上がりましたので、リバースから油圧テスト開始
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前進1速
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前進2速
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前進3速
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Dレンジ
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エンジンの水温を見ながら、温度の違いでの圧力なども参考値としてチェックです
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もう一度、テストで
Pレンジ
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リバース
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1~3速
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Dレンジ
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最後にストールテストも全数行いオートマミッションのコンディションの把握が
完了ですね
全てのテスト結果でメーカー基準値内に収まっていましたので(ギリギリな箇所も
有りますが)、25年経過のノンオーバーホールなオートマと考えたら優秀な方だと
思いますね
※このテストはオートマ内部のオイル圧力が見れるだけなので、ベベルギヤ破損など
の物理的な故障などは予見出来ないのですが、オートマ本体の寿命を予測出来たりは
しないのですが参考には出来ると思います
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で、早めに出て来てお仕事しながら予約の空き具合や今後の週間天気予報などを
10時頃からチェックしつつ…アレっ今日の午後に行かないと厳しいのではって事が判明で
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大急ぎで車載品の期限が切れてましたので新品発炎筒を部品商からゲットして来たり、
画像は後日になりますが悪い箇所を時間も無いので、店主限界突破な感じで全部
直してから~
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数値確認用のホイールを組んでの足廻りの確認作業なども行い
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オイル交換作業で汚れたエンジンルームも洗浄中
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アンダーガードも含めて漏れた古いオイルなどキレイにして行きます
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何とか午前中のうちに準備完了させて、公道走行可能な状態にするために
仮なナンバーも取得し
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閉店?時間ギリギリ掛かりましたが、何とか例の藁半紙をゲットして来た所まで作業完了です
2年後の事も視野に頑張りましたが、あまり午後のラウンドに行かない事も有り
大変でしたね~
とりあえず、明日は定休日なので死んだように眠る事が確定かな~(笑)