本日の作業
メーター内のチャージランプが点灯しているミニにテスターを繋いで
電圧チェックです
ちょっと見ないレベルの電圧の低さですね~
かなりサビが発生しているボディでしたので、仮でアーシングケーブルを
前後に繋いで強制的にバッテリーアースまで電源を落として検証
電圧は上がりましたが、まだ全然足らないですね
かなり長い間、冬眠していたミニなのでオルタネーターのパンクかも
知れませんので交換して見る事に
97y以降用のオルタネーターはあまり故障しないので、コレじゃない気が
しながらも脱着作業です
新車外しの新品オルタネーターを仮装着して
エンジンを始動させるも???
さすがにオカシイので他に原因がありそうですね
検証作業を進めた結果、スターターB端子~オルタネーターB端子を
繋いでいるケーブルに劣化が見られ軽く触っただけでケーブルが千切れて
しまう様な状態でした
~96yまでのミニと容量などが違う模様で、元々のキャパもちょっと
物足りないレベルのヒュージブルリンクケーブルが組まれている模様ですね~
新品状態なら抵抗値ゼロですが
経年劣化でケーブル自体の性能もかなり下がっている模様ですね
被覆の一部を剥いて内部の線の状態も見ましたが炭化している
形跡も見られますので寿命ですね
ノーマルのヒュージブルリンクケーブル自体が元々容量ギリギリと思われる
サイズで組まれていましたので、日本製の容量をUP出来るヒュージブルリンク
ケーブルを使用して車両ハーネスの再生作業を行いました
元々の古いオルタネーターに戻して電圧を測定です
無事に普通の状態に復活し、ケーブル容量を上げた効果で始動性が
激変レベルで良くなりエンジンの吹け上がりなども向上したので
結果的にパワーアップしちゃったかもですね~♪
今回の修理結果を踏まえると、逆にノーマルのままの車両ハーネスな97y以降の
ミニにハイパワーオルタなんかを組むと危険かも知れない事が良く分かりましたね
新車から23年前後は経過してますので、そろそろ滅多に作業しない箇所も
オーバーホールや現代に適応させる作業が必要なのかも知れませんね~