本日の作業
M様白ミニ作業続きです
だいぶ中身も汚れていそうな感じですので、ヒーターユニットを
全バラして洗浄&ケースオーバーホールを施行します
長年の使用で付着している汚れをしっかりと落としていきます
ブロアファンにもビッシリと汚れが付着してましたので
モーターに水気が掛からない様に慎重にファン部分の洗浄作業中
運転席側のデフロスターダクトがかなり無理な角度で組まれてしたので、
風量が規定値まで出ない感じですので
ダクトの中間部分に加工を施して延長作業です
10㎝ほど延長したので、これでヒーターユニットへの接続も良い感じ
に修正出来ますね♪
現状で組み付けされている色々なパーツの影響も有り…かなり難しい
作業になりそうですが何とか標準状態に近いセットに出来ないか考えて
見る事に
元のパーツは何も無い状態なのと、あまり金額が掛かるのもアレですので
工場内を捜索して使えそうな部品をピックアップしていきます
特に室内側はデッキがかなり奥の位置で組まれてましたので、純正
ダクトだと全然入らない現状ですので試行錯誤中
5パターン目位の試作で何とかなりそうな目途が立ちましたので
セット可能なパーツを組み立てていきます
新車の状態のパネルなら元から空いているはずな外気導入用のグリル裏の穴が
無い車両でしたので…
インナーフェンダー側ギリギリを狙って穴あけ作業です
加工が終了したのでマスキングして
フェンダーの裏側から防錆対策も兼ねて
加工部分周辺にボディ色にてチッピング塗装を施行しました
ワンオフにて製作した外気導入ダクトを設置していきます
最後に穴あけした部分からダクトに繋ぐ部分に結構入手困難なお宝部品を
使用して
無事にグリルの外気導入用ホールに合わせたインナーフェンダー側の
導入ダクト設置が完了ですね
フェンダー側の作業が完了したので、走行中の風の入りを想定して
ドライヤーにて風を送りながら室内側のダクト設置を引き続き施行です
実際に風を送りながら製作して行った事で、想定外の無くなっている
部品などに気が付くなど…色々と勉強になりましたね
中身を入れずにヒーターケースを仮装着して製作したダクトを
全て接続し、グリル裏からの送風がキッチリと送られて来る状態
まで確認作業完了
製作した室内側ダクトを一度外して、各部シーリングを施行して
外気導入廻りの正常化作業がようやく完了しました
パッと見でも難しそうだと思いましたが、実際は超大変でしたね~
サビ防止でエンジンに塗った専用ペイントが乾きましたので、外していたECUなど
を戻していきます
~96yエンジンブロックなので同時点火用のコイルがそのままでは純正
位置には組めませんので…ステーを加工した状態で点火コイルを移設
テスト用にローバー純正のプラグコードを繋ぎ、全てのプラグコードが
無事に装着可能な事を確認です
これで、何処のメーカー製のプラグコードでも取付可能な状態になりましたね♪
プラグ脱着・オイル量点検なども問題無く作業可能でコイルの干渉なども
無い事を確認出来ましたので、プラズマブースターなどの追加されている
部品なども合わせて配線側の処理を進めて行きます